デジタルガレージ、主要事業分野で増収となったが円高の影響で減益に 2020年3Q決算
株式会社デジタルガレージは、2020年3月期第3四半期の業績(2019年4月1日~2019年12月31日)を発表した。
【連結経営成績(累計)】
収益 :286億7400万円(前年同期比 7.4%増)
税引前四半期利益 :103億8800万円( 同 1.8%減)
四半期利益 :74億5900万円( 同 3.1%減)
リカーリング事業であるフィナンシャルテクノロジー事業およびマーケティングテクノロジー事業は、安定した増収に加え収益性が改善し増収増益。ロングタームインキュベーション事業は、持分法適用会社である株式会社カカクコムの業績が貢献し、持分法による投資利益27億9500万円(前年同期比14.3%増)を計上した。インキュベーションテクノロジー事業は、公正価値が増加したことに加えて、国内外の新規投資も進捗したことから、営業投資有価証券の残高が、前連結会計年度末比84億2700万円増となる351億2200万円となった。
これらの結果、収益は増加したが、外国為替相場が円高基調で推移した影響で、全体では減益となった。