中部日本放送、主力であるテレビのタイム・スポット収入が低調で減収減益に 2020年3Q決算
中部日本放送株式会社は、2020年3月期第3四半期の業績(2019年4月1日~2019年12月31日)を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :248億8900万円(前年同期比 1.8%減)
営業利益 :11億5000万円( 同 36.8%減)
経常利益 :15億2800万円( 同 30.0%減)
四半期純利益 :10億7900万円( 同 21.7%減)
放送関連の売上高は、広告代理業を営む子会社の増収やイベント収入の増加、ラジオのタイム・スポット収入の増加があったが、主力であるテレビのタイム・スポット収入の減少が大きく、全体では223億6400万円(前年同期比1.8%減)となった。利益面では、子会社の収入増による増益効果はあったが、全体では2億4600万円(前年同期比72.2%減)となった。
不動産関連は、前期に保養所跡地を再開発により収益物件化したことや、東京および名古屋駅エリアの賃貸ビルにおける収入増加などにより、売上高は13億2200万円(前年同期比0.8%増)、営業利益は7億8800万円(前年同期比1.1%減)だった。