凸版印刷、「メディアへの接触状況・評価に関する調査」 20代はWeb、30~40代はDM、50代は新聞

凸版印刷株式会社の消費行動研究室は4日、『メディア力調査』についてのレポートをまとめた。
この調査は首都圏在住の男女を対象に、生活者のメディアへの接触状況、メディアへの評価を性別・年代別に調査・分析したもので、新旧メディアの実態を把握することを目的として行われたもの。
レポートによれば、若年層の新聞離れは否めないものの、全年代の平均ではテレビは95%以上、新聞は約80%と、依然として消費者への高い接触率占めていることがわかる。

一方PC、携帯電話におけるウェブメディアへの接触率は、年代間で大きな差が見られ、特にヤフーやグーグルなどの検索サイトにおいては、約70%もの差が生じている。
年代別の各メディアとの親和性に着目すると、20代はウェブメディアとの親和性が高く、30~40代は企業からのDMを購入に役立て、50代は新聞メディアを活用している、という特徴が明らかになった。

消費行動研究室では、今後さらに生活者の各メディアへの関わり方をより深く掘り下げた調査等にも着手する予定、としている。