角川GHD、平成22年3月期第1四半期決算 最終利益伸ばす

株式会社角川グループホールディングスは、平成22年3月期第1四半期の連結業績を発表した。
売上高は前年同期比8.8%減の305億9600万円、営業利益は同12.8%増の11億100万円、経常利益は同3%減の13億900万円、四半期純利益は同91.4%増の2億3100万円となった。

同社によれば、グループの事業フィールドである出版・映像市場において、単発的なヒット作による盛り上がりはあるものの、総体としては低調傾向にあり、とりわけ既存媒体である雑誌の広告売上が急激に縮小している。
こうした中、同社はクロスメディア事業において、ネット時代に対応した広告、配信及び通販ビジネスの強化と原価の低減などを行った。