フジメディアHD、平成22年3月期第1四半期決算発表 最終利益は対前年同期65%減
株式会社フジ・メディア・ホールディングスは、平成22年3月期第1四半期の連結業績を発表した。
売上高は前年同期比7.8%減の1307億7400万円、営業利益は同67.7%減の30億7800万円、経常利益は同61.2%減の46億2800万円、四半期純利益は同65.9%減の23億8400万円と、利益はいずれも前年同期比60%台のマイナスとなった。
事業別では、放送事業の売上が対前年比9%減の852億2700万円、営業利益は対前年比58.9%減の36億5800万円と大きく落ち込んだ。
テレビ放送部門の放送収入は、厳しい広告市況を反映して、ネットタイム、ローカルタイム、スポットが全て2桁減収となった。
広告事業はマス4媒体の広告取扱高が減少、株式会社クオラスの手がけるWeb広告やイベント受託収入の増加により、増収増益となった。
当期から新たに連結子会社となった協同広告株式会社の業績が加わり、売上高は108億7700万円と前年同期比42.7%の増収となったが、利益面では、のれん償却額等もあり5600万円の営業損失となった。