図書印刷、7月30日付で上場廃止 凸版印刷の完全子会社に

図書印刷株式会社は、凸版印刷株式会社との株式交換契約承認に関する議案が承認されたことを発表した。これにより7月30日付で、東京証券取引所市場第一部において、株式が上場廃止となる。
両社は5月13日に、凸版印刷を株式交換完全親会社とし、図書印刷を株式交換完全子会社とする株式交換により、図書印刷を凸版印刷の完全子会社とすることを発表済みだった。図書印刷の普通株式1株に対して、凸版印刷の普通株式0.80株を割当交付。16,623,222株が交付される予定。
凸版印刷と図書印刷は、1970年に両社間で業務提携契約を締結。2007年には図書印刷は、凸版印刷の連結子会社となっている。今回の完全子会社化により意思決定環境を整備し、両社の一体的な事業運営を図るのが狙い。