東北新社、主要部門で減益が重なり四半期純利益が赤字化 2019年3Q決算
株式会社東北新社は、2019年3月期第3四半期(2018年4月1日~2018年12月31日)の連結業績を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :456億1200万円(前年同期比 2.4%減)
営業利益 :12億8300万円( 同 48.2%減)
経常利益 :15億0000万円( 同 42.7%減)
四半期純利益 :マイナス17億8600万円(前年 21億6500万円)
広告プロダクションは、CM制作部門で受注増により前年同期に比べ1.6%増の195億7600万円となったが、第2四半期までの低利益案件の発生によって営業利益は前年同期に比べ8.7%減の16億7800万円だった。
コンテンツプロダクションは、映像制作部門で前年同期に計上された社内の大型案件、デジタルプロダクション部門でも前年同期に計上された大型のCG案件が、当第3四半期にはなかったことにより、売上高は、前年同期に比べ16.9%減の103億9000万円、営業利益は前年同期に比べ77.6%減の2億4600万円だった。
メディアは、関連チャンネルにおいて、OTTや海外事業等のサービス強化のための投資を強化したこと、また関連チャンネル向けの番組販売において前年同期に計上された償却済大型作品の販売が当第3四半期にはなかったことにより、売上高は、前年同期に比べ2.9%減の118億9800万円となり、営業利益は68.3%減の2億3200万円となった。