ブログの市場規模は160億円、広告はうち55% 総務省調べ

 総務省情報通信政策研究所は、2008年度のブログとソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の市場規模の推計を発表発表した。
この調査によると、2008年度のブログ市場規模は約160億円と推計。関連市場も含めると、約1961億円と推計された。2008年度のブログ市場規模を分類別に見ると、EC(約43%)、広告(約42%)の割合が高い。
ブログ利用者のアフィリエイト利用や、ブログの特性を生かした口コミ広告が主体となっているという。
一方2008年度のSNS市場規模は約499億円、関連市場も含めると約568億円と推計。分類別では広告(約55%)及びサービス(約42%)の割合が高くなっており、携帯電話を利用したSNS事業者の成長や、有料サービスの多様化が指摘されている。

これらの結果を受け総務省では、2010年度のブログ市場規模は約183億円、SNS市場規模は約717億円となると予測している。