フリークアウトグループのadGeek、シンガポールStudio CSを買収

株式会社フリークアウト・ホールディングスは、子会社のadGeekを通して、シンガポールのThe Studio by CtrlShift(Studio CS)の発行済株式の過半数を取得し、子会社化した。
Studio CSは、シンガポール、マレーシア、タイ、フィリピンにて、インターネット広告におけるトレーディングデスク事業を展開する企業。ブランド広告主や広告代理店向けにマーケティングオートメーションソフトウェアを開発・提供するCtrlShiftグループから、2018年7月に分社化した。
一方adGeekは、元Yahoo Taiwanの経営陣が2014年に創業し、トレーディングデスク事業とメディアマネタイズ支援事業を展開。2017年8月よりフリークアウトHD参加となっている。
今回の買収は、Studio CSの東南アジアにおける経験やネットワークを活かし、アジア主要エリアでのインターネット広告代理店事業のさらなる強化を図るのが狙い。
あわせて、東南アジア全域の日系広告主・総合代理店向けトレーディングデスク事業の責任者として、世界最大手グローバルエージェンシーで東南アジアの日系企業向け責任者を務めた経歴を持つ、梶素己氏が就任したとのこと。