TOW、3期連続で過去最高の収益を更新 2018年6月期決算
株式会社テー・オー・ダブリューは、2018年6月期(2017年7月1日~2018年6月30日)の連結業績を発表した。
【連結経営成績】
売上高 :166億8800万円(前年比 2.7%増)
営業利益 :18億2500万円( 同 0.8%増)
経常利益 :18億7300万円( 同 2.7%増)
当期純利益 :12億0700万円( 同 0.1%増)
前期に続き、「リアルプロモーション(イベント)」を軸として「ネット(SNS)プロモーション」「AR/VR/アプリなどのデジタル技術を活用した体験イベント」「動画制作・プロモーション」「データに基づくPRプロモーション」等の新たな領域を組み合わせる“日本初の体験デザイン・プロダクション”を掲げ、各種施策に注力したことが奏功し、受注領域の拡大や案件単価の上昇につながった。収益率も改善したが、一方で、2017年4月入社の新卒社員の人件費が増加したことで、収益の伸びは限定的となった。
期初計画(2017年8月8日発表)と比べると、売上高は1500万円増の166億8800万円(期初計画比0.1%増)、経常利益は2100万円増の18億7300万円(同1.2%増)など、期初計画を上回ったが、営業利益については、一部の大型案件が低収益案件であったこと等により、計画を下回った。
なお、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益すべて、3期連続で過去最高を更新したとのこと。