博報堂DYHD、6月度売上高発表 博報堂の売上は対前年同月比22.4%減に

株式会社博報堂DYホールディングスは、平成21年6月度の株式会社博報堂・株式会社大広・株式会社読売広告社の単体売上高を発表した。

博報堂の6月売上高は、新聞が前年比68.8%の42億1200万円、雑誌が同66.2%の16億2100万円、ラジオが同82.0%の8億3800万円、テレビが同82.6%の225億1900万円と、マス広告媒体はいずれも前年を2ケタ以上割り込む結果となった。
マス広告媒体以外については、インターネットメディアが前年比119.4%と、唯一対前年比で増加した以外、アウトドアメディア、プロモーションなどは前年割れとなった。
売上高合計では、前年比77.6%の473億2000万円となった。

大広の6月売上高は、新聞が前年比88.0%の14億8100万円、雑誌が同71.4%の2億5400万円、ラジオが同90%の2億1300万円、テレビが同80.9%の43億8900万円となった。
マス広告媒体以外では、マーケティング/プロモーションが115.3%と対前年比で増加したものの、インターネットメディアが前年比63.9%と大きく落ち込んだ。
売上高合計は前年比84.4%の96億7800万円となった。

読売広告社の6月売上高は、新聞が前年比73%の7億1300万円、雑誌が同54.9%の1億8300万円と大きく落ち込み、ラジオが同81.2%の1億9800万円、テレビは同87.1%の20億3500万円となった。
マス広告媒体以外でも、インターネットメディア、アウトドアメディア含め前年を割り込む結果となった。
売上高合計は前年比82.1%の60億1700万円。

電通の業績発表に続き、マス広告媒体を中心に売上高対前年比2ケタ減が続いている。