日本創発グループ、大判サイズ印刷・金属印刷を得意とする田中産業を子会社化
株式会社日本創発グループは、田中産業株式会社が実施する第三者割当増資のすべてを引き受け、子会社化することを発表した。
田中産業は、 国内最大のB倍超(菊4倍)サイズ大判オフセット印刷、大型タペストリーや懸垂幕・垂れ幕・等身大ポスターなどの製造、3Dレンチキュラーレンズやメタル紙への特殊印刷、 クリアファイルやパッケージ製作、 ブリキ材等金属素材への金属印刷を主なサービスとして提供する企業。子会社の株式会社MGSは、オリジナル缶(菓子容器・ペンケース・トランクケース、ディスクケースなど)の企画・製造を行っており、 主要テーマパークや有力菓子メーカーなどからの受注製造を主に行っている。
日本創発グループと田中産業は、すでに2016年11月に包括的業務提携契約を締結しており、保有設備や製造管理技術・印刷技術などの経営資源の融合発展を進めている。2017年10月には、田中産業の株式の一部を取得し、持分法適用関連会社としている。今回、田中産業とあわせMGSを連結子会社とすることで、シナジーを強化する。
現在の所有株式数24740株に加え、52000株を6億5000万円で取得する。これにより、所有株式数は76740株となり、議決権所有割合は56.01%と過半数を超える。
なお、 田中産業およびMGSの資本金が同社資本金の10%以上になるため、両社は特定子会社に該当するとのこと。