TOW、中型案件の受注数が減少し2018年3Q決算は減収減益

株式会社テー・オー・ダブリューは、2018年6月期第3四半期(2017年7月1日~2018年3月31日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :123億7700万円(前年同期比 1.1%減)
営業利益  :13億9200万円( 同 8.9%減)
経常利益  :14億0700万円( 同 8.7%減)
四半期利益 :9億0900万円( 同 11.2%減)

前期に続き、強みである「リアルプロモーション(イベント)」を軸として「ネット(SNS)プロモーション」「AR/VR/アプリなどのデジタル技術を活用した体験イベント」「動画制作・プロモーション」「データに基づくPRプロモーション」等の新たな領域を組み合わせる“体験デザイン・プロダクション”を推進。受注数は堅調に推移し、2020年に向けた大型イベント案件を含む1億円を超える大型案件の受注数は増加したが、5000万円~1億円の中型案件の受注数が減少し、全体の受注単価が低下した。
この結果売上高は、前年同期比1.1%減になるとともに、大型案件にいくつかの低営収案件があったことや、先行投資である人件費が増加したこと等で、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益も減少となった。