電通、顧客対応のためのAI対話サービス「Kiku-Hana」提供開始 正確な「聞く」「話す」を実現
株式会社電通は、質疑応答型の顧客対応を自動化・高度化する、日本語AIによる自然対話サービス「Kiku-Hana(キクハナ)」の提供を開始した。
Kiku-Hanaでは、論理型プログラミング言語「AZ-Prolog」を採用し、“日本語の意味”の解析に特化。「聞く」部分では、独自の言語処理システムによりユーザーの言葉の真意を把握し、「話す」部分では、自社の「AIクリエーターズクラブ」との連携により、洗練された会話やキャラクター付けされた返答を実現したという。
少ないルールで多くの表現をカバーしているほか、連続した質問では抜けている言葉を補って回答したり、推論により応答したり、異なる言葉・表現でも同じ意味として判断したりできる。企業のデータベースや外部情報との連携による返事も可能。
なおKiku-Hanaは、AIの活用を社内外で推進する統括プロジェクト「AI MIRAI」活動の一環として開発された。これまでにない正確な「聞く」「話す」を実現するという意味と、日本語らしい音の響きを意識して命名された。
Kiku-Hana(キクハナ)
http://www.kiku-hana.jp