電通、バーチャルリアリティでアイデア発想を支援するツール「コモル」開発

株式会社電通のグループ横断組織「Dentsu VR Plus」と「Future Tech Business Team」の2つの専門チームは、VRを用いる発想支援ツール「COMOLU（コモル）」（http://www.comolu.info/）を発表した。株式会社アタリと共同開発を行ったとのこと。
「COMOLU（コモル）」は、ヘッドマウントディスプレーとコントローラーを用いて、集めた画像・動画を3D空間に自由に配置し、閲覧・整理できる新しい発想支援・共有ツール。音声認識およびバーチャルキーボードを用いた画像検索、最新ニュースの閲覧、気になる画像や付箋を1枚のPDFにまとめて保存する機能などを有している。
これにより、多角的・革新的なアイデア発想を可能にするとのこと。
Microsoftの「Windows Mixed Reality」プラットフォーム向けに制作されており、ベーシック機能を無料、一部機能を月額360円で利用できる。法人顧客向けにビジネス版の提供も行う。
なお同社では、より深くCOMOLU空間に没入できる「COMOLU WEAR（コモルウェア）」も開発中とのこと。軽く通気性の良い素材でできたフードをかぶり、HMDを装着し口元まで覆うケープ型となっている。

COMOLU（コモル）
http://www.comolu.info/