サイバーエージェント、2018年1Q決算は増収増益 AbemaTV等メディア事業の損失が減少

株式会社サイバーエージェントは、2018年9月期第1四半期(2017年10月1日~2017年12月31日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :979億1400万円(前年同期比 13.1%増)
営業利益  :82億4600万円( 同 29.8%増)
経常利益  :77億9200万円( 同 31.4%増)
四半期純利益:23億6100万円( 同 78.1%増)

事業分野別で見ると、メディア事業の売上高は73億8400万円と前年同期比24.5%増だったが、「AbemaTV」の先行投資を強化しており、引き続き営業損益としてマイナス32億9800万円を計上した。ただし、前年同期間はマイナス45億8800万円の損失だったため、大きく改善したといえる。
ゲーム事業は、既存タイトルが安定的に推移し、売上高337億2700万円(前年同期比2.7%減)、営業利益56億4000万円(前年同期比12.6%減)を計上した。
インターネット広告事業は、スマートフォン向けのインフィード広告や動画広告が順調に推移し、売上高572億8400万円(前年同期比17.4%増)、営業利益54億8400万円(前年同期比16.0%増)を計上した。