電通、AI活用推進のプロジェクトチーム「AI MIRAI」発足
株式会社電通は、人工知能(AI)の活用を社内外で推進する統括プロジェクトチーム「AI MIRAI」(エーアイ・ミライ)を発足した。社内プロジェクトで開発・運用されたノウハウ、社外ネットワークを結集するのが狙い。
同社では、テレビ視聴率予測システム「SHAREST」、AIコピーライター「AICO」など、すでに20件以上のAI関連プロジェクトを個別に進行してきた。「AI MIRAI」は、AIを活用している社内40名以上のエキスパートで構成。これらのプロジェクトのシナジーを、最大化することを推進する。
具体的には、AI活用によるマーケティングサービスを提供する「AI MIRAI Marketing」、生産性向上・ワークスタイル変革を支援する「AI MIRAI Workstyle」、パートナー企業と協業して新規ビジネス開発を推進する「AI MIRAI Business」という3つの領域について、サービス・ソリューションを開発する。
なお、手書き文字認識の特許を持つAI inside株式会社と業務提携し、共同研究開発を推進。文化放送と共同で、スマートスピーカーを活用した「声優タイマー」サービスの提供も開始する。