アウンコンサル、売上減で営業利益がマイナスに転落 2018年2Q決算

アウンコンサルティング株式会社は、2018年5月期第2四半期(2017年6月1日~2017年11月30日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :9億4300万円(前年同期比 1.5%減)
営業利益  :マイナス300万円(前年 900万円)
経常利益  :1100万円(前年 1100万円)
四半期純利益:800万円(前年 1100万円)

収益力の安定と拡大を最優先課題とし、業容の拡大に注力。特に、マーケティング事業における「海外・多言語マーケティング支援」を強化した。2017年9月には、ベトナム社会主義共和国で新子会社を設立。グローバル人材の採用および幹部候補向け・マネージャ向けの集合研修等、人材への投資も行ったが、売上高は前年同期比1.5%減に留まった。これにより、営業利益はマイナスになり、経常利益は前年同となった。
マーケティング事業においては、アジア圏における旺盛な日本旅行需要を背景に、多言語プロモーション領域は堅調に推移したが、国内向け日本語PPCサービスの契約終了やグローバル人材の採用・教育等の先行投資により、前年同期比で売上および利益はマイナスとなった。
アセット事業においては、高い経済成長が続くフィリピンおよびベトナムにおいてインフラ提供を行ったほか、プロモーション活動に注力したが、こちらも売上減となった。