電通、ライド型VRアトラクションを手掛ける「Brogent Japan Entertainment」に資本参加
株式会社電通は、ライド型VR(仮想現実)ソフトの企画・プロデュース会社「Brogent Japan Entertainment株式会社」への資本参加を発表した。
「Brogent Japan Entertainment」は、電通が台湾のライド型VRアトラクション機器の開発・製造会社「Brogent Technologies Inc.」と合弁で2016年8月に設立した企業。Brogent Technologiesは、先端技術の開発力を持ち、世界各地に新鋭のライド型VRアトラクション機器を提供しているメーカーだ。北米や欧州などを中心に7件の導入実績を持ち、近く中東や中国での運転も開始されるという。
日本では、講談社が日本市場への導入支援を行いながら、自社コンテンツを使用したBGTマシン用VRソフトの開発を行っており、富士急ハイランドや台湾に「進撃の巨人」を使用したソフトを供給している。
電通と講談社は、ソフト開発力および営業ネットワークを提供し、BGTマシンの新たな導入企業を見いだし、ライド型VR事業の拡大を図る。さらにBGTマシンの紹介業務の支援、事業者のマーケティング活動支援も行う。