博報堂DYMPと東通、生放送番組と連動するテレビ広告配信システム「フレキシブルアド」提供開始
株式会社博報堂DYメディアパートナーズと株式会社東通は、生放送番組連動型テレビ広告配信システム「フレキシブルアド」を開発したことを発表した。11月から放送局向けにシステムのリースを開始する。
「フレキシブルアド」では、バーチャル映像合成技術を採用。事前に複数のCM素材を入稿し、そのなかから番組の展開にもっとも合ったCM素材を選択できる。これにより、スポーツ中継などの生放送でも、CMによって放送を中断させることなく、継続視聴が可能となっている。2009年に両社で共同開発した「プレイオンアド」をベースに、システム改良を重ねたという。
CMの背景、テロップ、音声といった素材を組み合わせて、瞬時にCMを生成することも可能。SNS等のリアルタイムの情報・データを、CMに反映させることもできる
今後は、テレビの視聴ログデータや、各種生活者DMPとの連携、CM自動生成の確立等も行う計画だ。