電通、南アフリカのクリエーティブエージェンシー「フォックスP2」を子会社化

株式会社電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、南アフリカの総合クリエーティブエージェンシー「FoxP2 Holdings Proprietary Limited」(フォックスP2)の株式の過半数を取得することで、同社株主と合意した。電通イージス・ネットワークが株式52.05%を取得する方針。
フォックスP2は、2005年設立。南アフリカ・ケープタウン市の他、ヨハネスブルクにも支店を有し、83名の社員を保持している。2016年12月期の収益(Revenue)は6,100万南アフリカランド(約5.1億円)。
「革新的な結果を生み出すこと」をモットーとしたクリエーティビティに定評があり、英国「The Gunn Report」(ガン・レポート)では、南アフリカでは2位に位置付けられている(2016年ランキング)。2017年には、同社制作の作品が英国「D&AD賞」、米国「One Show」を受賞している。
一方、電通イージス・ネットワークでは、南アフリカの2017年と2018年の広告費はそれぞれ前年比で5.0%増、5.3%増と安定した成長が続くと予測しており、今後は、南アフリカに展開するグループ各社との連携を図る。