電通、露ピープル&スクリーンズに出資 ロシアでのモバイル広告伸長を視野に

株式会社電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、ロシアのメディアエージェンシー「People & Screens」(ピープル&スクリーンズ)への出資について、同社株主と合意した。
ピープル&スクリーンズは2015年設立。メディアエージェンシーとして、オンラインとオフラインをまたぐ広告メディアの効果測定、それに基づくメディアプランニングに定評があるという。従業員数は27名で、2016年12月期の収益(Revenue)は2,100万ロシアルーブル。顧客企業には、Eコマースやゲーム事業を行うモバイルアプリ企業を多く含んでいる。
ロシアではスマートフォンの普及とともに、モバイル広告が飛躍的に伸長しており、2016年は前年比で80%増となっている。また今後もこの傾向が続くと予測されており、両社は強固な協力関係を築くことで、成長戦略を進めるとのこと。