博報堂DYMP、テレビ番組の映像データベースを開発。
株式会社博報堂DYメディアパートナーズは、テレビ番組として制作された街や店舗の番組映像を位置情報付き映像データベースとして蓄積、配信できる動画変換ASPサービス、「Rocket Box」を開発した。
2009年7月から、放送局をはじめとした映像コンテンツホルダー向けにサービスを開始する。
放送局は番組コンテンツを二次編集し、「Rocket Box」上で緯度・経度・高さなどの位置情報を付加された映像素材としてサーバーへアップロード。
映像素材は自動的にサーバー上で様々な形式の動画フォーマットに変換された上でデータベース化され、携帯電話やカーナビゲーションなどで地図情報と連動して映像を見るなど、の新しいサービスにも対応する。
各テレビ局では、テレビ番組の映像配信が自社サイト上で簡単に行えるようになる。
放送終了後の映像素材を再利用することで、視聴者に番組へ興味を持ってもらう機会が増え、リアル視聴促進にも繋がるとしている。
博報堂DYMPによれば、今後は携帯電話キャリア企業などと連携して、「Rocket Box」と連携した次世代ナビゲーション携帯アプリケーションを使った位置連動型情報サービスを試験的に提供し、検証を行っていく。