DAC、音声処理技術のエヴィクサーと資本業務提携 新規サービスを共同開発
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(DAC)は、音声信号処理技術の研究開発を行うエヴィクサー株式会社の株式を取得したことを発表した。資本業務提携を行い、同社技術をマーケティングに活用する。
エヴィクサーでは、広告物・コンテンツから発せられた音をスマートフォン等のマイクを通して取得し、コンテンツの内容を即座に認識する「ACR(自動コンテンツ認識)技術」を提供している。一方DACは、2016年12月に、音声によるコンテンツ認識技術を活用した広告配信システムの開発およびそれにともなう特許を取得している。
今回の資本業務提携により両社は、「マスメディアとデジタル」「オフライン行動データとオンライン行動データ」など、フルファネルの広告効果計測やスマートスピーカーをはじめとしたIoTデバイスとの連携による、新規性のあるサービス開発を行うとのこと。具体的には、媒体社や広告プラットフォーマーへ対し、ACR技術の導入をサポート。DACのDMP「AudienceOne」と連携させる計画だ。