博報堂DYグループ、製薬会社向けマーケティング支援の専門チーム「MEDISON」を会社横断で設立
株式会社博報堂アイ・スタジオと株式会社博報堂メディカルは、医療用医薬品を扱う製薬会社向けに、デジタルを用いた医療用医薬品マーケティング支援を行う専門ファクトリー「MEDISON」を、両社共同で立ち上げた。MedicalのMと発明王のEDISON(エジソン)の名前の組み合わせが由来だという。
製薬会社向けの広告会社や制作会社は、分業制で作業を行うことも多く、製薬会社側の負担も大きいことが問題とされてきた。今回、博報堂DYグループのなかで、デジタル領域業務において高いクリエイティビティを保有する博報堂アイ・スタジオと、医療知識やデジタルに精通したスタッフを擁する博報堂メディカルが、共同でチームを組成する。
「デジタルの背景を持ちながら医療に精通するスタッフ」「医療の背景を持ちながらデジタルに精通するスタッフ」の計12名が参加。従来のようにそれぞれの得意分野の分業制ではなく、すべてのスタッフが、デジタルマーケティング支援策を立案し、制作まで一気通貫で対応するという。
具体的には、医療従事者向け・患者向けコンテンツ制作(動画、ショートムービー、テキスト等)、製品サイト構築、製薬会社オウンドメディアの立案・設計・構築、コンテンツ制作、患者向け啓発サイト構築などを行うとのこと。