電通、シンガポールのコンテンツマーケティング会社「ノバス社」を子会社化
株式会社電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、シンガポールの有力コンテンツマーケティング会社「Novus Group Holdings Pte Ltd」(本社:シンガポール市、Founder & CEO:Simon Cholmeley、以下「ノバス社」)の株式100%を取得することを発表した。
2009年に設立されたノバス社は、ブランド戦略の策定から、そのためのコンテンツ制作、マネジメントに至るまでのコンテンツマーケティング領域全般のサービスを提供しており、現在では35名の編集者、クリエーター、デジタル専門家を抱え、東南アジアの独立系コンテンツマーケティング会社としては最大手の一つに数えられるまでに成長している。
中でもデジタル領域に強みを持ち、ローカルおよび世界的に知られる多国籍企業に対してサービスを提供している企業だ。
株式取得後、同社はノバス社を、2015年に買収したグローバルなコンテンツマーケティング会社であるジョン・ブラウン・メディア社(本社:英国ロンドン市)のネットワークに組み込み、ブランド呼称を「John Brown Novus」(ジョン・ブラウン・ノバス)に改める。また、同社グループの10のグローバルネットワーク・ブランドの一つでデジタルパフォーマンス領域に強みを持つiProspect(アイプロスペクト)とも連携することで、APAC(アジア太平洋)地域における成長戦略を加速させていくという。
【ノバス社の概要】
社 名 : Novus Group Holdings Pte Ltd(ノバス社)
本社所在地 : シンガポール市
設 立 : 2009年11月
株主構成 : 株式取得後、電通イージス・ネットワーク 100%
収益(Revenue):410万シンガポールドル(約3.3億円)(2016年12月期)
代表者 : Simon Cholmeley(Founder & CEO)、Marie Lyte(COO & CFO)
従業員数 : 35名
事業内容 : コンテンツマーケティング領域全般のサービスを提供