凸版印刷、カメラで表情を測定し感情に合わせてプロモーション

凸版印刷株式会社と株式会社シーエーシー(CAC)は、カメラで表情を測定し、プロモーションに活用する体験用デモアプリケーションを開発したことを発表した。3月7日~10日に東京ビッグサイトで開催される「リテールテックJAPAN」のトッパングループブースで公開する。
このデモアプリでは、感情に合わせて「映像を出す」「クーポンを発券する」「商品をおすすめする」などのプロモーションが可能。両社は米ベンチャーのアフェクティバ社の感情AI「Emotion Artificial Intelligence」を活用する共同開発を、2016年12月から開始している。感情AIは、人間の表情データをもとに、表情から感情を認識する技術だ。
凸版印刷とCACは、共同開発の成果をもとに、感情AIを活用したプロモーションやイベント分野でのビジネスを4月以降に開始する予定。