東京放送HD、スポット収入が好調で大幅増益に 17年3Q決算
東京放送ホールディングス株式会社(TBS)は、2017年3月期第3四半期(2016年4月1日~2016年12月31日)の連結業績を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :2644億2700万円(前年同期比 1.2%増)
営業利益 :168億8700万円( 同 19.5%増)
経常利益 :228億7100万円( 同 21.6%増)
四半期純利益:145億4700万円( 同 26.7%増)
放送事業セグメントの当第3四半期連結累計期間の売上高は1628億3000万円で前年同期比1.8%増、営業利益は61億2000万円で同27.8%増となった。主力のTBSテレビは、レギュラー番組が堅調推移し、年末セールスも前年実績を大きく上回ったが、前年の「世界野球プレミア12」の反動で、タイム収入が634億2300万円(前年同期比1.2%減)となった。スポット収入は、地区投下量の伸び率を上回る実績をあげ、643億3500万円(同3.3%増)だった。BS-TBSは、「第1回WBSCU-23ワールドカップ」「大分国際車いすマラソン大会」や2夜連続大型企画「地球創世記ミステリアス・アメリカ生物大絶滅と縄文人の謎」などの単発セールスが好調。スポットセールス、ショッピングも好調に推移した。
映像・文化事業セグメントの売上高は902億3000万円で前年同期比0.7%増、営業利益46億9900万円(同33.4%増)となった。