CM制作大手のTYO、四半期純利益20億円の赤字。
CM制作などを手がける株式会社ティー・ワイ・オーは、平成21年7月期第3四半期の業績を発表した。
売上高は前年同期比3%増の222億6900万円、営業利益は同70.1%減の2億6500万円、経常利益は同96.3%減の2200万円、四半期純損益は20億7200万円の赤字となった。
平成21年4月に撤退したエンタテインメント事業のゲームソフト部門の大幅な不調による影響を受けたほか、アニメーション部門において、昨今の不況によるスポンサー企業の業績悪化に伴い、テレビアニメ番組の延期・中止が続いた。
広告映像事業のTV-CM部門やマーケティング・コミュニケーション部門、WEB事業、並びにその他の広告関連部門におけるほとんどの会社が黒字とは言え、黒字総計額が未達となった。