DeNA、キュレーションメディア問題を受け、調査・改善のための「第三者委員会」を設置

株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)は、キュレーションプラットフォームサービスを巡る一連の問題に対し、第三者委員会を設置することを決定した。
DeNAは、医療メディア「WELQ」やファッションメディア「MERY」など、複数のキュレーションメディアを運営していたが、無断転載や著作権違反などが指摘され、12月に入りそのすべてを閉鎖した。こうした問題を受け、同社では12月5日に「第三者調査委員会」の設置を発表しており、今回具体的に、その内容と構成を発表した。
第三者委員会は、詳細な事実関係の調査、企業風土やコンプライアンス意識などを含む原因の究明、必要な改善提案を行うとのこと。今後は3ヵ月間を目途に調査を実施する。
委員会の構成は下記のとおり。日本弁護士連合会による「企業等不祥事における第三者委員会ガイドライン」に沿って選定をしているという。

・委員長:名取 勝也 弁護士(元日本アイ・ビー・エム株式会社取締役)
・委員:西川 元啓 弁護士(元新日本製鐵株式会社常務取締役)
・委員:岡村 久道 弁護士(国立情報学研究所客員教授)
・委員:沖田 美恵子 弁護士(元東京地方検察庁特捜部検事)