インプレスHD、メディア事業好調で増収増益 2017年2Q決算
株式会社インプレスホールディングスは、2017年3月期第2四半期(2016年4月1日~2016年9月30日)の連結業績を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :56億6700万円(前年同期比 7.8%増)
営業利益 :1億3300万円( 同 0.3%増)
経常利益 :1億6200万円( 同 20.6%増)
四半期純利益:1億0900万円( 同 426.7%増)
読み放題サービスの広がりにより電子書籍の販売が増加。またスマートフォン向けサービスの事業規模が順調に拡大した。従来の出版メディアの売上高も増加した。
これらの結果、売上高は、前年同期の52億5700万円より4億1000万円増加。一方、書籍等の堅調な出荷に伴う販売印税、人材強化に伴う人件費、販管費の増加が影響し、営業利益は前年同期からほぼ横ばい。経常利益は、持分法による投資利益の計上等により20.6%増となった。親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期のような大きな特別損失の計上がなかったことで、前年同期の2000万円から大幅増の1億0900万円となった。