電通、オリンピック関連の収益が堅調推移 2016年3Q決算

株式会社電通は、2016年12月期第3四半期(2016年1月1日~2016年9月30日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
収益   :5882億7800万円(前年 7064億6900万円)
営業利益 :839億9800万円( 同 1072億6500万円)
税引前利益:821億0200万円( 同 1060億4300万円)
四半期利益:554億9300万円( 同 777億0400万円)

国内事業においては、リオ五輪、東京2020五輪のスポンサーシップ・セールスや国内グループ会社の貢献により、売上総利益は2696億1600万円と堅調に推移。また、海外事業の売上総利益のオーガニック成長率も、すべての地域でプラス成長を達成。海外事業の売上総利益は、為替影響排除ベースで同13.0%増だった。
この結果、当第3四半期連結累計期間の収益は5882億7800万円(前年同一期間比0.6%増)、営業利益は839億9800万円(同17.2%増)、親会社の所有者に帰属する調整後四半期利益は639億5800万円(同6.2%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は511億5100万円(同17.3%増)となった。
なお同社は2015年12月に決算期を3月から12月に変更しているため、対前年同四半期増減率については公開していない。