テレビ朝日HD、テレビ放送事業が好調で増収増益 2017年2Q決算
テレビ朝日ホールディングスは、2017年3月期第2四半期(2016年4月1日~2016年9月30日)の連結業績を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :1440億2300万円(前年同期比 3.3%増)
営業利益 :96億6200万円( 同 19.2%増)
経常利益 :106億3000万円( 同 12.6%増)
四半期純利益:62億4900万円( 同 5.4%増)
テレビ放送事業において、タイム収入は固定費削減傾向がみられたが、リオ五輪、FIFAワールドカップ最終予選などの単発番組のセールスにより微増。スポット収入も、東京地区の広告出稿量が前年同期を上回ったことや、積極的にプロモーションを行ったことなどから増収となった。BS・CS収入も好調で、テレビ放送事業の売上高は1226億1400万円で前年同期比3.5%増となっている。
一方、音楽出版事業は、前年同期に開催した「ケツメイシ」「湘南乃風」のコンサートツアーの反動減などにより、減収減益だった。
通期の連結業績予想については、大型スポーツ単発など番組制作費の増加が見込まれるものの、いずれも前回予想(2016年7月29日)を上回る見通し。