オリコム、リコー、ニッポン放送ら6社、情報インフラ事業会社「スマートコムラボラトリーズ」設立
株式会社オリコム、株式会社リコー、豊田通商株式会社、株式会社トーメンエレクトロニクス、株式会社ニッポン放送、株式会社エムコミ・システムズの6社は、合弁会社「株式会社スマートコムラボラトリーズ」を11月1日付で共同設立した。
6社は、生活者と企業がベネフィットをシェアできる、スマートフォンを核とした複合型ICT/IoTプラットフォーム「スマートコムシティ」を推進してきた。「スマートコムシティ」では、来街者向けスマートフォンアプリと、街に設置されたデジタルサイネージ、位置情報を把握するセンシング技術によるジオフェンシング、街の限定特典などの「タウンファンディング」の仕組みをスマートフォン上で連携し、情報を提供することを目指している。
新合弁会社である「スマートコムラボラトリーズ」は、「スマートコムシティ」 の企画・調査・構築・運営およびメディア販売、販売促進を行う会社だ。最新のICT/IoT技術や地図情報、次世代型メディア並びにコンテンツ開発ノウハウ等を融合させ、街を構成する資産(商業/飲食/文化/宿泊/交通)と来街者とを複合的につなぐ情報インフラを構築するとのこと。さらには、ICT/IoTを使ったコミュニケーション・プロモーションフィールドを生み出し、“いつも物語がある街”を体現するなど、価値向上インフラ事業としての「スマートコムシティ」事業を推進するという。
会社所在地は東京都千代田区有楽町一丁目10-1有楽町ビル4階。資本金は1億円で、出資比率はオリコム29%、リコー29%、豊田通商14.5%、トーメンエレクトロニクス14.5%、ニッポン放送8%、エムコミ・システムズ5%。代表取締役社長は川崎日郎(オリコム メディア開発部部長)が務める。