博報堂DYMPとゼンリン、カーナビ向けメディアを共同開発 位置情報や走行データを利用

株式会社ゼンリンデータコムと株式会社博報堂DYメディアパートナーズは、カーナビシステム向けメディアサービスを共同で開発することを発表した。
ゼンリンデータコムが保有する位置属性データと、ドライバーの走行データを連携させて情報を提供する。さらに博報堂DYホールディングスのマーケティング・テクノロジー・センターが開発した屋外情報配信プラットフォームを活用する。このプラットフォームでは、GPS、WiFi、iBeaconなどのセンサー情報や、過去の行動履歴等に基づいて配信する情報を変更できるという。
すでにサービス第一弾として、ゼンリンデータコムが提供するカーナビアプリ『ゼンリンいつもNAVI [ドライブ]』アプリを活用し、ナビゲーションだけでなく、ドライバーの位置情報や趣味嗜好に合わせた周辺のおすすめスポット・周辺店舗の広告配信および当該スポット・店舗等へのナビゲーションまで行う実証実験を実施している。今後両社は、実証実験の結果をもとに、カーナビシステムへの組み込みやコネクテッド・カーへの提供を想定したメディアサービスの開発を推進する方針だ。