JTB・日本通運・三越伊勢丹HDSが資本提携 JALと業務提携

株式会社ジェイティービー、日本通運株式会社、株式会社三越伊勢丹ホールディングスの3社は、共同出資し、インバウンドビジネス・海外事業展開・自治体の地方創生の成長・創造を目的とした株式会社Fun Japan Communications(ファン ジャパン コミュニケーションズ、以下FJC)を設立した。
また、日本航空株式会社は、FJCと業務提携しアジアにおけるサービスをさらに強化していく。

設立の背景には、「訪日旅行者の増加」「2020年東京オリンピック・パラリンピック」「TPPを始めとする自由貿易の拡がり」など、海外消費者をターゲットとしたビジネスの外部環境がめまぐるしい変化がある。そういったなか、インバウンドビジネス・海外事業展開・越境ECなどを推し進めるうえで、日本企業・自治体などがかかえる共通の課題が、海外消費者との“接点拡大”と“関係性構築”にあることから合併会社の設立に至った。

これらの取り組みは各社単独では投資負担・リスクも大きい為、アジア地域の消費者接
点・関係性構築で実績のあるWEBメディア「Fun! Japan」を基軸に、トラベル・リテー
ル・物流・エアラインの異業種アライアンスを構築することで、現地消費者との関係性をより堅固なものにできると考え合弁会社を設立する運びとなった。

【Fun Japan Communications の概要】
社名:株式会社Fun Japan Communications
   (ファン ジャパン コミュニケーションズ)
営業開始日:2016年10月18日
所在地:東京都港区
資本金:払込資本 10億円
株主及び持株比率:
・株式会社ジェイティービー:50.0%
・日本通運株式会社:40.0%
・株式会社三越伊勢丹ホールディングス:10.0%
代表取締役:藤井 大輔
事業内容:インターネット広告事業、市場調査事業、およびこれらに付帯する事業