乃村工藝社、商業施設の設備投資が持ち直し好調推移 2017年2Q決算
株式会社乃村工藝社は、2017年2月期第2四半期（2016年3月1日～2016年8月31日）の連結業績を発表した。
【連結経営成績（累計）】
売上高 ：538億2700万円（前年同期比 5.4％増）
営業利益 ：33億8500万円（ 同 27.1％増）
経常利益 ：34億7000万円（ 同 25.1％増）
四半期純利益：22億4200万円（ 同 39.6％増）
設備投資に持ち直しの傾向が見られたことから事業は比較的堅調に推移。売上高は前年同期を上回る538億2700万円となった。利益面においては、採算を重視した受注の徹底や原価低減への継続した取り組みなどが寄与し、営業利益、経常利益ともに25％を超える大幅増となった。
事業別では、ディスプレイ事業は、複合商業施設市場をはじめ、余暇施設市場、その他市場も順調に伸長。売上高は524億8800万円（前年同期比5.4％増）、営業利益32億6400万円（前年同期比29.2％増）となった。博物館や科学館などのミュージアムショップや商業施設における飲食・物販事業は売上高は13億3900万円（前年同期比6.1％増）と伸びたが、営業利益は1億5300万円（前年同期比12.1％減）で減少した。
