電通、フランス大手スポーツマーケティング会社「ケネオ社」の株式100%取得で合意
株式会社電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、フランスの独立系大手スポーツマーケティング会社「KENEO SAS」(本社:パリ市、CEO:Franck Ladouce、以下「ケネオ社」)の株式100%を取得することにつき、同社株主と合意したことを発表した。
本件買収により、同社グループのフランスにおけるビジネスの幅と規模がさらに広がり、スポーツ領域では同国最大のエージェンシーへと進化する。
2008年に設立されたケネオ社は、コンサルティング/マーケティング/イベントマネジメント/アクティベーション/ライフという5つのビジネスユニットでスポーツマーケティング領域全般のサービスをフランスだけでなく世界で提供している。プロスポーツのみならず、企業とアマチュアスポーツを結び付ける領域のビジネスも手掛けており、2015年には計370のスポーツ関連イベントのマネジメントと70ものスタジアム/アリーナの運用に関わったという。
株式取得後はケネオ社を同社グループの10のグローバルネットワーク・ブランドの1つでライフスタイル・マーケティングを標榜する「MKTG」のフランス拠点に組み込む。
【ケネオ社の概要】
社名:KENEO SAS
本社所在地: フランス・パリ市
設 立: 2008年4月
株主構成: 株式取得後、電通イージス・ネットワーク 100%
収益(Revenue): 5,759,000ユーロ(約6.5億円)(2015年12月期)
代 表 者:Edouard Donnelly (Chairman)
Franck Ladouce (CEO)
Vincent Batigne (Deputy CEO)
従業員数:30名
事業内容:スポーツマーケティング領域全般のサービスを提供