セプテーニHD、スマホ広告の取扱高が大きく伸長し増収増益に 17年1Q決算

株式会社セプテーニ・ホールディングスは、2017年9月期第3四半期(2015年10月1日~2016年6月30日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
収益   :125億9200万円(前年同期比 21.7%増)
営業利益 :31億6500万円( 同 57.4%増)
税引前利益:32億4100万円( 同 45.3%増)
四半期利益:20億4600万円( 同 0.5%増)

主力のネットマーケティング事業について、スマートフォン向け運用型広告を中心とするネット広告市場の拡大を背景に、成長分野であるスマートフォン広告の取扱高が大きく伸長したほか、強みを持つFacebook関連サービスをはじめとするソーシャル事業についても成長が続くなど、好調に推移し増収増益となった。
一方で、メディアコンテンツ事業については、マンガコンテンツ事業の先行投資、「医療プラットフォーム事業」を新たに連結対象にしたことなどで、Non-GAAP営業損失が昨年の3億8000万円より、5億5000万円に拡大している。
最終的に全体の収益は、前年同期比21.7%増の125億9200万円、営業利益は57.4%増の31億6500万円となった。なお、前年同期において、DM事業子会社の全株式売却に伴う非継続事業からの四半期利益6億5300万円を計上していたため、その反動で四半期利益はほぼ横ばいの結果となっている。