電通とインティメート・マージャー、独自のパブリックDMPを「Dentsu.io」で提供
株式会社電通は、株式会社インティメート・マージャーとの間で業務提携契約を締結した。
第三者割当増資を引き受けるとともに、電通独自の統合マーケティングプラットフォーム「Dentsu.io」の強化・拡充に共同で取り組み、独自のパブリックDMP「dPublic」を、8月下旬から顧客企業に提供していく方針だ。そのほか、「Dentsu.io」で提供している「STADIA(β版)」を活用したマスメディアとの連携強化をはじめ、オンラインとオフラインをつなぐ統合マーケティングソリューションにも注力する。
インティメート・マージャーは、DMP専業のデータマーケティングカンパニー。プログラマティック・バイイング(データに基づきリアルタイムにインターネット広告枠を自動買い付けする仕組み)のニーズが拡大していくことを受け、パブリックDMPの重要性の高まりに対応するのが狙い。同社が保有する日本最大級の約4億件のオーディエンス関連データと電通グループが独自に保有する多様なデータを組み合わせることで、「Dentsu.io」の機能拡充、パブリックDMP関連サービスの強化を同時に実現していくという。