国内SEO市場、2016年は前年比108.8%・430.2億円の堅調成長 クロスフィニティ予測
オプトグループのクロスフィニティ株式会社は、2016年度版日本国内におけるSEO市場調査の結果を発表した。同調査は2013年から毎年実施されており、今回で4回目。
2015年のSEO市場は、前年比110.9%の395.4億円となった。スマートフォンの検索数がPCを逆転し、スマートフォン関連が好調に推移。Googleがこの変化に合わせ、スマートフォンに向けた検索アルゴリズムの導入を開始するなど、スマートフォンサイトへのSEO施策ニーズが高まっている。2014年頃から注目を集めたコンテンツマーケティングも、自然検索から流入効果を見込む施策として、SEO市場において堅調に伸長していくと分析されている。
これからのSEOは、これまでの「検索キーワード」よりも、検索行動に至る「ユーザーの意図」をより重要視する流れになっているとのこと。2016年のSEO市場については、SEO施策ニーズは順調に推移、外部リンク提供サービスは縮小傾向ではあるものの、コンテンツマーケティングと併せて順調な推移が予想され、SEO市場規模としては前年比108.8%の430.2億円と予測されている。