日本交通とフリークアウト、IoT型デジタルサイネージ事業の新会社「IRIS」設立
タクシー会社のJapanTaxi株式会社と(日本交通グループ)と株式会社フリークアウトは、次世代デジタルサイネージの開発および広告の販売を行う合弁会社「株式会社IRIS」を6月1日付で設立したことを発表した。
代表取締役は、JapanTaxi CMOの金高恩氏と、フリークアウト 経営企画室長の溝口浩二氏が務める。資本金は2000万円でJapanTaxiが51%、フリークアウトが49%を出資する。
両社は、IRIS社を通じ、IoT型デジタルサイネージ事業を開始。IRIS社は、すでに独自のサイネージ端末を開発済みで、日本交通のタクシー車両への設置を開始しているという。端末は、タッチパネル対応の10インチ大型高精細パネルとなっており、動画広告の配信などが可能。広告に関連するサイトURLを対応スマートフォンに通知することもできる。タクシーの1回の平均乗車時間は18分と言われており、ブランド・メッセージを深く浸透させることができる見込みだ。
IRIS社は、2020年までに東京都心のタクシーを中心に、関連する商業施設等含め日本全国で5万台展開を計画しているとのこと。多言語対応、決済手段の拡充なども進める方針だ。またそのデジタルサイネージ・ネットワークを配信対象とした動画広告商品「Tokyo Prime」を、フリークアウトを通して販売する。