デジタルガレージ、カカクコムら、オープンイノベーション型の研究開発組織「DG Lab」を設立
株式会社デジタルガレージ（以下：DG）、株式会社カカクコム、株式会社クレディセゾンの3社は、オープンイノベーション型の研究開発組織「DG Lab」(http://www.dglab.com)を設立したことを発表した。オリンピックの開催を見据え2020年までを第１フェーズとして7月4日より活動を開始する。なお、グローバルな視野に立って研究開発に取り組むことを狙いに、DG Labは、東京、サンフランシスコ、ニューヨーク、ボストンに拠点を置く。
自社ですべての技術を開発し事業化することを目指す従来型の研究開発よりも、社内外にとらわれず優れた技術をいち早く発掘し、その技術をコアに様々な業界に向けたプロジェクトを立ち上げていく、オープンプラットフォーム型の研究開発の方が、技術進化の波にしなやかに対応できると考え、今回のDG Labの設立に至った。
DG Labでは、「デザイン x データ x テクノロジー」をキーコンセプトとし、今後さまざまな事業の基盤になることが期待できる「ブロックチェーン」「人工知能」「VR/AR」「セキュリティ」「バイオテクノロジー」を重点分野として、これらの分野において高いレベルの技術を持つ国内外の投資先企業と連携して、新たなプロダクトやサービスの基礎となる研究成果を生み出すことを目指す。こうしたコンセプトに賛同する企業には「協賛パートナー」として参画し、研究成果を優先的に各社の事業に利用することが出来る。
広告、自動車、家電大手、通信キャリア、放送/コンテンツ、不動産といった様々なセグメントでオープンイノベーションを実現を目指す。
なお、5つの重点分野の中でも当初は特に、「ブロックチェーン」と「人工知能」に力を入れて研究開発を進める予定。
