電通など世界の大手広告6グループ、広告キャンペーン「Common Ground」実施 貧困や飢餓など17目標に尽力

株式会社電通および電通イージス・ネットワークを中心とする電通グループは、世界の大手広告5グループ(Havas、IPG、Omnicom、Publicis、WPP)と連携し、特定テーマの達成に向けて協力していくことで合意した。
この連携は、2015年の第70回国連総会で採択された、「我々の世界を変革する:持続可能な開発のため2030アジェンダ」に基づき設定された「持続可能な開発目標」(SDGs:Sustainable Development Goals)を踏まえたもの。SDGsでは、貧困や飢餓、エネルギー、気候変動、平和的社会など、持続可能な開発のための17目標が設定されており、2030年までの達成に向け尽力するという。
すでに大手広告6グループの経営トップは、第63回「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」で6月24日に行われたセッションにて会合を開いており、今後は共同で、SDGsをサポートする広告キャンペーン「Common Ground」(共通の立場)などを展開していくことで合意済みだ。