電通、オーストラリア「スコーチ社」を子会社化
株式会社電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、オーストラリアの有力デジタルマーケティング・エージェンシーである「Scorch Pty Ltd」（スコーチ社）の株式51％の取得で、同社株主と合意したことを発表した。将来的に完全子会社化するオプションについても電通が有することで合意した。
スコーチ社は、2006年設立。メルボルン市に本拠を置き、シドニー市、フィリピン・マニラ市にも拠点を有している。各地の中小企業を対象に、広告、ウェブサイトなどのデザイン、コンテンツ制作、ソーシャルメディア・マーケティング、Eメール・マーケティング、データ解析といったサービスを提供、SEOなどのパフォーマンス向上支援を行っている。2015年12月期の収益（Revenue）は356万オーストラリアドル（約2.8億円）。従業員数は50名。
株式取得後、スコーチ社は、グループの9つのグローバルネットワーク・ブランドの1つ「iProspect」（アイプロスペクト）のネットワークに組み込まれ、「Scorch iProspect」（スコーチ・アイプロスペクト）のブランド呼称で活動する予定。
