博展、スプラシアを子会社化 独自開発の動画編集サービスなど取り入れ新ソリューションの開発・提供へ

株式会社博展は、平成28年5月30日開催の取締役会において、株式会社スプラシアの株式を取得し、子会社化することについて決議したことを発表した。

博展は、イベント展示会等の出展及び主催サービス、コンファレンス&コンベンションの全体運営、商環境(店舗やショールーム等)の企画・制作・運営など、人と人が出会う“場”・“空間”と、そこで生み出される体験に焦点を当て、感動価値・経験価値を最大化し、顧客企業のブランド価値・商品価値の向上を実現していく Experience マーケティングサービスを提供している。

一方、スプラシアは、独自開発の動画合成エンジンを用いた動画編集、タブレット端末対応のデジタルサイネージ、法人向けアプリ開発等の、先端デジタル技術を駆使した付加価値の高いサービス・商品を、大手有力企業を中心として、クライアントのセールス・マーケティング領域に対し提供している。具体的には、法人向けアプリ開発ソリューションである「sprasiaSTUDIO」や動画広告編集アプリケーション「CocoMovie」といった自社開発サービスの提供、動画関連技術やデジタルサイネージを用いたプロモーション支援などを行っている。

スプラシアが持つ高い競争優位性を有した企画力、技術力、及び商品力を、博展の全ての事業領域に取り入れることによって、クライアントに提供できるソリューションの幅を広げ、より付加価値の高い新たなソリューションの開発・提供を行っていくことを目指し、子会社化することにしたという。

なお、今後本件取引による相乗効果の最大化を目的として、当社を完全親会社、スプラシアを完全子会社とする株式交換を行うこと(以下「本株式交換」)を目指している。
本株式交換を行うこととなった場合、会社法第 796 条第3項(簡易株式交換)の規定に基づき、同社においては株式交換契約に係る株主総会の承認を得ることなく行う予定。