電通、売上高も堅調に推移 東京オリンピックのスポンサーセールスも貢献 16年1Q決算
株式会社電通は、2016年12月期第1四半期(2016年1月1日~2016年3月31日)の決算を発表した。
【連結経営成績(累計)】
収益 :1995億4200万円(前年同一期間 1720億2700万円)
営業利益 :317億9600万円( 同 122億5400万円)
税引前利益:284億1200万円( 同 107億2900万円)
四半期利益:188億0900万円( 同 73億6900万円)
なお同社は、2015年12月期より決算日を3月31日から12月31日に変更しているため、当第1四半期(2016年1月1日~3月31日)と比較している前第1四半期(2015年4月1日~6月30日)は期間が異なっている。
国内事業においては、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のスポンサーシップ・セールスの貢献もあり、売上総利益は993億800万円と、前年同一期間比5.4%増と堅調に推移。海外事業では、ヨーロッパ、中東およびアフリカが前年同一期間比10.7%増、米州が同2.0%減、アジア太平洋(APAC)が同5.2%増となり、全体では4.5%増となったが、為替換算レート変動により、877億200万円と前年同一期間比0.9%増にとどまった。