竹田印刷、コスト削減・生産性の向上で営業利益が54%増 16年3月期決算
竹田印刷株式会社は、2016年3月期(2015年4月1日~2016年3月31日)の決算を発表した。
【連結経営成績】
売上高 :361億6700万円(前年比 4.2%増)
営業利益 :7億4300万円( 同 54.1%増)
経常利益 :7億9400万円( 同 43.7%増)
当期純利益 :4億1700万円( 同 98.9%増)
売上・社内生産の確保/拡大を重点課題とし、提案力を強化。動画など映像メディアに対する対応力も強化し、従来十分開拓できていなかった業界等への新規開拓も進めた。一方、半導体関連マスク事業が主要顧客のビジネスモデル変更による売上減の影響を大きく受け、印刷事業の売上高は223億円で前年同期比1.0%減となった。一方でコスト削減や生産性の向上を図ったことで、営業利益は3億1500万円と前年同期比44.9%増に伸ばした。
物販事業は、政府の補助金政策による需要の取り込みに奏功し、147億300万円と前年同期比12.1%増、営業利益は4億100万円と前年同期比65.8%増となった。