三浦印刷、売上減ながら採算管理徹底で大幅利益増 16年3月期決算

三浦印刷株式会社は、2016年3月期(2015年4月1日~2016年3月31日)の決算を発表した。

【連結経営成績】
売上高   :120億0400万円(前年比 8.1%減)
営業利益  :5億1600万円( 同 228.7%増)
経常利益  :5億0600万円( 同 256.3%増)
当期純利益 :3億7900万円(前年 マイナス6200万円)

日次単位で課題共有と改善対応、週次単位で経営指標の把握などを行い、受注強化と生産性向上による収益拡大を進めるとともに、案件別・部門別の採算管理と内製の極大化に徹底して取り組んだ結果、売上高は前期と比べ8.1%減となったものの、営業利益・経常利益は、増益となった。あわせて、保有資産の売却による特別利益及び退職給付制度終了に伴う特別損失の計上などにより、親会社株主に帰属する当期純利益が、前年のマイナス6200万円から、3億7900万円に復活した。