VOYAGE GROUP、売上高13%増 アドテク事業の売上好調 16年2Q決算
株式会社VOYAGE GROUPは、2016年9月期第2四半期(2015年10月1日~2016年3月31日)の決算を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :102億1700万円(前年同期比 13.4%増)
営業利益 :10億7500万円( 同 12.6%減)
経常利益 :9億4800万円( 同 25.0%減)
四半期純利益:6億3100万円( 同 21.6%減)
SSP「fluct」等の広告配信プラットフォームを運営するアドテクノロジー事業と、ポイントサイト「ECナビ」等のオンラインメディアを運営するメディア事業の2つを、主力事業として展開。
アドテクノロジー事業では、インターネット媒体社に対する「fluct」の導入提案・広告収益の最大化支援に取り組み、導入媒体数が順調に増加。スマートフォンにおける媒体収益化や広告主のプロモーション支援を行う「Zucks」、「fluct」導入媒体の広告枠の直接買い付けを可能とするサービス「fluct Direct Reach」をリリースするなど、さらなる事業拡大に取り組んだ結果、アドテクノロジー事業の売上高は61億3800万円(前年同四半期比23.0%増)と増加したが、人材採用やインフラ投資に加え、Kauli株式会社の完全子会社化にかかるのれん償却等により、費用が増加し、セグメント利益は6億3200万円と、前年同四半期比17.0%減だった。
メディア事業では、会員の獲得・維持・活性化施策の実施、効果検証を継続的に行ったが、売上高38億6200万円で前年同四半期比2.2%減、セグメント利益4億4000万円で前年同四半期比9.3%減となった。